2020年6月29日月曜日

GTC(Gotenyama Triathlon Club) 通信Vol.12

第一部 GTCホームページ完成のお知らせとGo.Swimの参加に関して

まだまだ細かい修正点が多々ありますが、まずは会員登録・会費の振替などがホームページからできるようになりました。

会員登録はホームページの申し込みボタンからお願いします。

https://www.gotenyama-tc.com/

不明な点があればinfo@gotenyama-tc.comへお問い合わせ下さい。



7月2日(木)から始まる「Go.Swim」に関してのお願い事と変更点

・受付時間を過ぎると入館できませんので遅刻をしないようにお願いします。

・入館前に必ず体調チェック・検温・手の消毒をお願いします。

・ロッカーカードは参加名簿と同じ番号のカードをお使い下さい。退館の際に必ずフロントへ返却をお願いします。

・タオルはご自身でご用意下さい。

・日曜日の退館は9時20分までとなります。
施設前の歩道が狭い為、待ち合わせなどは近くの公園でお願いします。

・都度参加の方は毎回必ず事前の申し込みをお願いします。月会員の方は会員登録をして頂ければ以後の申し込みは必要ありません。


・月会員の方で駐輪場をご利用の方は事前にご連絡下さい。駐輪用のステッカーをご用意します。

・GTC(Go.Swim)会員と同時にティップネス五反田店へ入会の方はティップネス五反田店の入会金(5,500円)が無料となります。テップネス入会手続きの際に御殿山トライアスロンクラブ朝スイムに参加の旨をお伝え下さい。
・日曜日のスイム終了後もロッカーの利用は可能ですが、施設への出入りはGTCスタッフの同行が条件となります。スイム終了後にランニングまたはバイクで館外に出る場合はGTCのスタッフがロッカーキーをまとめてお預かりします。ランニングまたはバイクへ参加する方は五反田ふれあい水辺公園に集合して下さい。(地図参照)

皆様の参加お待ちしておりますm(_ _)m









第二部 GTCと私「私を変えたひと言」
                     丸 誠一郎
私は、「監督」となって十五年程経つ。プロならとっくに引退である。 

私は、高校入学と同時に山登りに嵌った。小学校三年迄は、クラスの女子と綾取りと縄跳びが遊びだった運動音痴の私が、大学では体育会山岳部、二十五歳でヒマラヤの6940米の頂にに立った。しかし、私が生涯苦手としていたスキルには三つあった。一つが英語、二つ目が水泳、三つ目が料理だった。四十七歳にしてカナヅチの私に親身になって泳ぎを教えて下さったのが、守谷雅之先生と森岡阿弥先生である。

渡良瀬2004:渡良瀬遊水池でのスイムフィニッシュ    
2006:猪苗代湖畔で西内選手と
2003年、私は初めて出場した石垣島トライアスロンにおいて、スイム残り十米で足切り。当時私は、夕方神谷町のオフィスを抜け出して、御成門小学校のプールで、自己流練習していた。
そこでたまたま出逢った中島秀彰君(現在セロトーレ(株)代表取締役)が、『毎週水曜日夜七時から守谷さんが東京体育館で教えているから行った方がいい。丸さんの泳ぎはまるでボーフラだ。』と忠告(大腿筋に浮力がなく下半身が沈む)してくれた。この一言が、私の人生を変えたのだ。2004年、渡良瀬遊水地でのオリンピックディスタンスを初完走。2007年から二年連続宮古島、2008年に佐渡Aを完走。OWSの座間味五キロもフィニッシュした私は、すっかり冬は「山」、夏は「海」の醍醐味に嵌ったのだ。
2007:平田先生のホームコース伊是名ミドル(右端から2人目が中島君)    
このペースなら、普通はⅠM(アイアンマン)と来るのだが、2007年から元妻の容体が更に悪化、2009年からリーマンショックが、もろに事業を嵐の渦に引きずり込んだ。
20080330:3月でも守谷先生と材木座個人レッスン    
二〇〇三年から十六年間、母校高校・大学山岳部コーチを引き受けていたこともあり、私は「山登り」と3人の「子供の安全」、そして「ビジネス再建」を生活の最優先に切り替えた。しかし、2015年冬山では、自身が育てた医学部の二年生部員をスバリ岳の雪崩で失った。悪いことは重なる。2016年、今度は長男が勤務先で体調を壊した。
2008:ギリギリゴールの佐渡A    
昨年の台湾ⅠM、今年のカザフスタンと、再びロングへ向き合えるようになったのは、平田先生の一言だった。「ⅠMは六〇過ぎてから。」私は、この一言で多くの苦難を乗り越えた。そして揃いのGTCウェアーを着ている仲間の熱い応援によって、このザックで硬くなった肩甲骨に鞭打って、練習がつづけられる。これからもトライアスロンによる出逢いと、仲間の一言によって、多くの感動を味わっていきたい。


2020年6月21日日曜日

GTC(Gotenyama Triathlon Club) 通信Vol.11

GTC通信Vol.11の「GTCと私」は自然大好き元祖山ガール「ユカリン」こと吉原さんです。目指すはアイアンマン完走!!

GTCと私と山登り

皆様大変ご無沙汰しております。この4ヶ月間、他都道府県への進出を避けて埼玉県内でじ~っとしている吉原縁です。そろそろ遠くの世界が懐かしく、早く県境を越えて、自由に心行くまで野山を駆け巡れる日が訪れることを心待ちにしています。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、私は元々山や自然が好きで、一年を通じて登山やクライミング、スキーなど山をフィールドとしたスポーツを楽しんできました。でも、年を重ねるにつれ、だんだんと山に登る頻度も減り、40代半ばには近くの低山に登っただけで、まるでエベレスト級の低酸素状態?と思うくらいのゼーゼーはーはー 苦し~い!という状態に。
そんな体力の衰えを感じ始めていた頃、何となく「今の自分の体力ってどのぐらいあるんだろう?」と、今から思えばちょっと無謀だったかも知れませんが、ある年、南伊豆で開催されたアクアスロン大会(スイム1.5km, ラン9km(1周1.5kmx6)への参加を思い立ちました。ぎりぎり完走はしたものの、大した準備もせずに出たレースは、スイムは最後数台のライフセーバーのボードに見守られながらのスイムアップ、その後のランでは、先に周回しているランナーに後ろからバンバン抜かれ、まさに自分の体力のなさを思い知った(←ある意味目的は果たした)結果となりました。

この時レースで知り合ったRコさんに帰りの電車でご一緒した際、Oナビの朝スイムのことを教えてもらったのがきっかけで、それから約半年後の2014年5月に品川で開催していたGTC朝スイムの門をたたくことになったのです。品川を選んだのは当時職場が天王洲にあり、平日(火曜日)仕事前に参加しやすかったからです。そして入門?まで半年もかかったのは、「一体どんな人たちが練習してるんだろう?」とか、「コーチは怖いのかなぁ?」など、唯々未知の世界へ入るのが不安で行くのを躊躇していたためでした(;''))。今でもはっきり覚えています。初めて朝スイムに参加した日、ラフォーレのプールサイドで応対いただいたHコーチの優しく爽やかな笑顔にほっとしたことを…(笑)

当時は火曜日のみの参加でしたが、その後火曜日の練習が休止となり、練習は土日へシフト。Hコーチの「スイムの後、ランの練習もありますよー」の甘い?誘いに、徐々にスイム→ラン練習の流れに。周囲のトライアスリートの人たちに交じって練習したり、レースの話を聞いたりしているうちに、いつか私もトライアスロンやってみたい!と思うようになりました。バイクを購入した後は、当然レースへの思いが更に強くなり、初レースはGTCのマルJさんに誘っていただいた伊勢志摩(2016年)へ。美しい海と海岸線を舞台に臨んだこの初レースで、すっかりトライアスロンに魅了されてしまいました。その後、年に1~2回のペースで、国内外のレースやフルマラソンにも挑戦するようになっていきました。

思えば、一つのきっかけが次のきっかけの呼び水となり、さらに次のステージへ…最初は体力つけて山をもっと楽しく登りたい!という一つの思いからの「体力測定」から始まったこの流れですが、GTCでの練習を通して山以外の別の世界のことを知り、体力も少しずつついてきて、「やりたいこと」や「できること」がこの数年で一気に増えた気がします。

GTCと出会ってトライアスロン以外にもう一つ新しく始めたことがあります。それはトレイルランニングです。元々山を登る私にとっては、トレランって登山とほぼ同じだけど、“歩き”を“走り”に変えただけじゃない?と思っていました。でも実際にやってみると、それは山登りとは全然違う競技(どちらかと言うと“ラン”に近い)であることに気づきました。山登りしかやならい人にとっては、山の中を軽装(ランパン&Tシャツ&ランシューズ)で転がるように走り抜けるトレイルランナーのことを“常識外れだ”とか、“危険行為だ”などと疎ましく感じる人も多いと思います。でも私は、山の中を走ることはとても気持ちいいし、そもそも違う競技なのだから、お互いの安全を守り、同じフィールドを共有する相手を思いやる気持ちがあれば、どちらも楽しいものだし、そこに良い悪いはないと思っています。元々ランは苦手(というか嫌い⁈)だったのですが、トレランを始めたことで、ラン自体も以前より親近感?を持てるようになりました。(笑)

最後に、GTCが私にとって居心地のいい場所なのは、何事も形式にとらわれない「自由」なところであるためです。1010色、経験も生活スタイルも参加する目的も頻度も皆違うけど、一緒に練習していて楽しいと感じるのは、自分のペースで自分のスタイルで参加できるから。登山とトレランのように、目的は違うけど、同じ空間を共有しながらお互いを尊重し、でも大切なこと(練習に臨む姿勢や楽しむこと…等々)は決して忘れない。きっとそんな場所と仲間に惹かれているんですね。

山登りもトライアスロンも、もちろん日々のトレーニング(これが一番苦手でしたが!汗)も、どれも今は私の生活の中にはなくてはならない存在です。

これからもそれぞれを楽しみながら、GTCと一緒に色々なことにチャレンジしていきたいと思いますので、皆様どうぞよろしくお願いします!