GTC通信Vol.11の「GTCと私」は自然大好き元祖山ガール「ユカリン」こと吉原さんです。目指すはアイアンマン完走!!
GTCと私と山登り
皆様大変ご無沙汰しております。この4ヶ月間、他都道府県への進出を避けて埼玉県内でじ~っとしている吉原縁です。そろそろ遠くの世界が懐かしく、早く県境を越えて、自由に心行くまで野山を駆け巡れる日が訪れることを心待ちにしています。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、私は元々山や自然が好きで、一年を通じて登山やクライミング、スキーなど山をフィールドとしたスポーツを楽しんできました。でも、年を重ねるにつれ、だんだんと山に登る頻度も減り、40代半ばには近くの低山に登っただけで、まるでエベレスト級の低酸素状態?と思うくらいのゼーゼーはーはー 苦し~い!という状態に。
そんな体力の衰えを感じ始めていた頃、何となく「今の自分の体力ってどのぐらいあるんだろう?」と、今から思えばちょっと無謀だったかも知れませんが、ある年、南伊豆で開催されたアクアスロン大会(スイム1.5km, ラン9km(1周1.5kmx6周)への参加を思い立ちました。ぎりぎり完走はしたものの、大した準備もせずに出たレースは、スイムは最後数台のライフセーバーのボードに見守られながらのスイムアップ、その後のランでは、先に周回しているランナーに後ろからバンバン抜かれ、まさに自分の体力のなさを思い知った(←ある意味目的は果たした)結果となりました。
この時レースで知り合ったRコさんに帰りの電車でご一緒した際、Oナビの朝スイムのことを教えてもらったのがきっかけで、それから約半年後の2014年5月に品川で開催していたGTC朝スイムの門をたたくことになったのです。品川を選んだのは当時職場が天王洲にあり、平日(火曜日)仕事前に参加しやすかったからです。そして入門?まで半年もかかったのは、「一体どんな人たちが練習してるんだろう?」とか、「コーチは怖いのかなぁ?」など、唯々未知の世界へ入るのが不安で行くのを躊躇していたためでした(;'∀'))。今でもはっきり覚えています。初めて朝スイムに参加した日、ラフォーレのプールサイドで応対いただいたHコーチの優しく爽やかな笑顔にほっとしたことを…(笑)
当時は火曜日のみの参加でしたが、その後火曜日の練習が休止となり、練習は土日へシフト。Hコーチの「スイムの後、ランの練習もありますよー」の甘い?誘いに、徐々にスイム→ラン練習の流れに。周囲のトライアスリートの人たちに交じって練習したり、レースの話を聞いたりしているうちに、いつか私もトライアスロンやってみたい!と思うようになりました。バイクを購入した後は、当然レースへの思いが更に強くなり、初レースはGTCのマルJさんに誘っていただいた伊勢志摩(2016年)へ。美しい海と海岸線を舞台に臨んだこの初レースで、すっかりトライアスロンに魅了されてしまいました。その後、年に1~2回のペースで、国内外のレースやフルマラソンにも挑戦するようになっていきました。
思えば、一つのきっかけが次のきっかけの呼び水となり、さらに次のステージへ…最初は体力つけて山をもっと楽しく登りたい!という一つの思いからの「体力測定」から始まったこの流れですが、GTCでの練習を通して山以外の別の世界のことを知り、体力も少しずつついてきて、「やりたいこと」や「できること」がこの数年で一気に増えた気がします。
GTCと出会ってトライアスロン以外にもう一つ新しく始めたことがあります。それはトレイルランニングです。元々山を登る私にとっては、トレランって登山とほぼ同じだけど、“歩き”を“走り”に変えただけじゃない?と思っていました。でも実際にやってみると、それは山登りとは全然違う競技(どちらかと言うと“ラン”に近い)であることに気づきました。山登りしかやならい人にとっては、山の中を軽装(ランパン&Tシャツ&ランシューズ)で転がるように走り抜けるトレイルランナーのことを“常識外れだ”とか、“危険行為だ”などと疎ましく感じる人も多いと思います。でも私は、山の中を走ることはとても気持ちいいし、そもそも違う競技なのだから、お互いの安全を守り、同じフィールドを共有する相手を思いやる気持ちがあれば、どちらも楽しいものだし、そこに良い悪いはないと思っています。元々ランは苦手(というか嫌い⁈)だったのですが、トレランを始めたことで、ラン自体も以前より親近感?を持てるようになりました。(笑)
最後に、GTCが私にとって居心地のいい場所なのは、何事も形式にとらわれない「自由」なところであるためです。10人10色、経験も生活スタイルも参加する目的も頻度も皆違うけど、一緒に練習していて楽しいと感じるのは、自分のペースで自分のスタイルで参加できるから。登山とトレランのように、目的は違うけど、同じ空間を共有しながらお互いを尊重し、でも大切なこと(練習に臨む姿勢や楽しむこと…等々)は決して忘れない。きっとそんな場所と仲間に惹かれているんですね。
山登りもトライアスロンも、もちろん日々のトレーニング(これが一番苦手でしたが!汗)も、どれも今は私の生活の中にはなくてはならない存在です。
山屋からトライアスロン。お互い、生い立ちは似てますが、練習への情熱には脱帽です。此れからも、宜しくねぇ。監督拝
返信削除監督、同じ生い立ちに例えていただき恐縮です…😅練習への情熱が冷めないように山への情熱持ち続けたいです。こちらこそよろしくお願いします!
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